自転車専用の離れの部屋をDIYで。山小屋風な秘密基地で優雅なひとときを

ユーロ物置®の®オーナー様に実際にお話しを伺うウェブ媒体「EEmagaizne」。39回目の今回は、大阪府にお住まいの福井さんに取材をしてきました。

初夏の大阪に建っていたのは、大人気のワークショップ4523HK2。白い母屋に映えるモニュメントの物置です。

なんと今回の物置は福井様のDIYで完成した1台。ユーロ物置®の中でも大型のワークショップシリーズをDIYしようと思ったきっかけや、週末も篭りたくなるような素敵な使い方についてじっくりお話を伺ってきました。

自転車の練習部屋を「離れの小屋」という発想で叶える

ロードバイクを嗜まれている福井さん。自転車の練習部屋を探すのが始まりだったとか。

「当初は物置を購入するというよりも、自転車用の部屋が欲しいなと思ったのがきっかけでした。自転車の練習をするときに騒音が出るので、家の中や外ではやりづらくて。振動も伴うので、練習部屋を作りたかったんです。」

秘密基地

ユーロ物置®を選んだのは第一印象。ぱっと見で「コレだ!」と思いました

大切な自転車の保管と練習場所として選んだのはオーストラリア生まれのユーロ物置®。その理由は何だったのでしょうか。

「見た目でユーロ物置®を選びました。パッと見て、第一印象でコレだ!って思ったんです。あとは、土地は既にあったので、ユーロ物置®が置けるサイズやスペースの確保をしました。どのくらいスペースが取れるかによって建てるユーロ物置®も決めていこうと思っていました。

最初は面積が正方形のようなサイズの品番を建てようと思っていましたが、母屋からの出入りが不便に感じて。勝手口からの動線を考えたときに、4523HK2のサイズ感に落ち着きました。」

秘密基地

「実は一番最初に見ていたのは、一番小さいユーロ物置®だったんですよ。省スペースに置けるようなサイズのもの。あれで考えていたけれど、どんどんどんどん欲が出てきて。サイズも段々と大きくなっていきました。

やっぱり部屋として使いたいと思ってからは、物置というよりも部屋として使えるサイズ感を重視するようになりました。部屋だけど、物置のスペースも確保できるサイズのものにしました。」

秘密基地

福井さんが選んだカラーはモニュメント。石碑をイメージした、都会的なトラディショナルなカラーです。どうしてこのカラーを選んだのでしょうか。

「家との相性が良いと思いました。合わせたらこの色が一番がいいなって。単独で見てもちょっといい色だなって。

色は一応、イープランに問い合わせをしてカラーサンプルをもらって、全色目を通しました。その中で家や隣の家との色合いを合わせて選びました。最初は若草色やディープオーシャンもいいなって思ったんですが、調和を考えたらモニュメントになりました。」

自転車部屋での過ごし方

自転車の練習部屋として購入したユーロ物置®ですが、その屋内はおしゃれ且つ快適そのもの。休日は物置の中に篭りたくなるほど快適なこの空間を、福井さんはどのように使っているのでしょうか。

「家とは別の空間という感じです。結構Youtubeとか映画とかを見る時は、こちらの離れの部屋でみます。1人でボーッと観ていますね。

家の中は意識が分散してしまうことがあって内容が頭に入ってこないこともあって。離れの部屋だと何も考えずにボーッとリラックスできるので、とても癒されます」

山小屋風な秘密基地で優雅なひとときを

「物置の屋内はちょっと山小屋風にしてみました。夫婦で山に行くので、休日は小屋の中でご飯を食べたりお茶したりもします。それも楽しみの一つ。バーナーで火を起こしてコーヒーを入れたり、日々の何気ないことを一手間加えるだけでも非日常を楽しめますよ。

自転車仲間を招待して、小屋の中でたこ焼きパーティーをしたこともあります。家の中よりも気兼ねなく過ごせる空間ですね」

秘密基地

ロードバイクについて

「ロードバイクの練習は専用の機器を使いながらバーチャルで行っています。坂道に差し掛かったらタイヤも実際に重くなったりして。

メニューをこなすので大体30〜40分くらいは練習します。結構楽しいんですよ。インターネット経由なので、世界中の人と繋がっていて。世界的に有名なロードバイクの選手とかも一緒に走ることができるんです。」

秘密基地

「レースに参加したりもします。富士山に登るレースとかです。

ユーロ物置®を建てている間は自転車の練習がほとんどできていませんでしたが、今は内装が完成したのでたくさん練習します」

取材中、一緒に対応していただいた奥様にもお話を伺いました。実際にこのプロジェクトが立ち上がって、正直なご心境はどうでしたか。

「率直に言えば、「自分で建てるの!?」という感じでした(笑)見た目も素敵だし、内装もすごい頑張っていました。

女性としては商品は出来上がっているものっという認識があったので、よく自分で作る気になったなぁと思いました。作っている時も、もっと簡単にできるものかと思っていましたが、実際届いた部品はパネルがバラバラの状態だったので、これを一個ずつ組み合わせていくの?できるの?ってとても思いました」

DIYは自己責任。だからこそ面白くて、愛着が持てる

福井さんはユーロ物置®をDIYで施工されました。大型の物置を施工することについてお話を聞かせてください。

「最初の骨組みは少し手伝ってもらいましたが、内装含めほぼ自分で施工しました。DIYが趣味というより、自分でやってみたいという気持ちがあったのがチャレンジした理由です。

人にやってもらったら、「自分ならこうするのに」とか思うことがあるかなと思って。その点は自分で施工すれば、失敗しても成功しても全部自分次第。色々なことができるから、やってみたい!と思いました。

合板などの木材関係は全てホームセンターで購入しました。フローリングはインターネットで購入しました。フローリングの色を選ぶのも楽しかったですよ。

屋内の棚は、最初既製品の棚を購入して置いてみたのですが、どうもしっくりこなくて。全部自分で手作りしているのに、ここだけ既製品って違和感だなと思って。なので、自分で作りました。やっぱりこの同じ材質で棚作った方が一体感があって、DIYした甲斐があるなって思います。」

秘密基地
自転車道具
自転車グッズ

施工期間はおよそ5ヶ月

「4ヶ月…5ヶ月くらいかかりました。施工期間はもうずっと引きこもっていました。主に週末にまとめて施工するのですが、本当にもうずっと引きこもっていました(笑)

海外製の説明書なので理解に苦労もしましたし、表現に四苦八苦しながら施工しました。施工をした直後には雨漏りというか水が入ってきて。どうして入ってくるのかを確認したら、サッシの組み付け方が間違っていてやり直したり。そうしたらやっぱり雨漏りも全然しなくなりました。内装工事をする前にコーキングで結構盛り盛りにしました。

模索しながら作りましたが、今でもわからずじまいでなんとか作ったって感じです。イープランに何度も問い合わせして、部材の長さを質問したりしました。

基礎もコンクリートで屋内で過ごすには床が底冷えするので、断熱材を貼ってから床シートを敷きました。」

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「僕は物置の組み立てに関して初心者なので、いきなりこのサイズは難しかったです。けれど、こういうことは好きなので、Youtubeやイープランの施工、いろんな資料を何回も何回も見て勉強しました。小さいサイズならDIYでも全然できるな、と僕は思いました。基礎だけは悩むかもしれないけど。僕は母屋のハウスメーカーの方に基礎の資料を渡して施工してもらいました。そうやって、いろんな人に助けてもらいながら完成することができました。

もしも屋内での快適さを求めるなら、電気は通したほうが良いと思います。」

秘密基地
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合板はOSBを使用しました。これを使うだけで一気に雰囲気が出ます。

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照明は屋内外につけました。夜はとても綺麗にライトアップされますよ。

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ダイヤル式の鍵を自分で取り付けました。運送屋さんが置き配できるのでとても便利です。

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日本は治安がいいとはいえ、防犯カメラを取り付けました。双方向通話機能がついているので配送屋さんと会話することもできます。

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窓ももちろん自分で施工。付け方はオリジナルですが、やっぱり取り付けは楽しかったです。

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エアコンもパーツをバラしてマットブラックに塗装しました。素人でも結構失敗しませんでした!

どんなことでもやる気次第!小屋が出来上がった時の感動も一際

初めてのDIY。しかも大型の建築物へのチャレンジに不安や心配ごとはなかったのでしょうか。

「それはもう自己責任だと思ってやっていました。几帳面に「失敗した時にどうしよう」って考えてしまうと、何も行動起こせないと思っていて。失敗したら失敗したで、またパネルだけ買えばいいや、ぐらいの感じで。

僕は結局、人ができることは必ず自分もできると思っています。遠回りしようが、違うのは道具だけ、という感じで。知識はネットである程度手に入ります。

でもね、やる気次第ですよ、何だって!物置を作るときも、車いじる時でも、家建てる時でも。…家は自分で建てないですけど(笑)第一歩踏み出すのは、自分次第で。第二歩進もうと思ったら、第一歩進めないと!

とはいえ、不安が全くないわけではなくて。不安はありました。自分で建てるとは言ったものの、本当にできるのかなと思いましたよ。けれど、業者さんに建ててもらって、気に入らない部分を指摘して「もう鬱陶しいあの客…」と思われながら直してもらうより、こだわりが強いなら自分で失敗して「あ、ここ失敗したからやり直そ~」ってできた方が気楽でした。この部材でもう一回やり直そ~とかね。

壁ができて、屋根を半分作って、うわ~小屋になった~!という感動はとてもありました!その時はもうめちゃめちゃ嬉しかったですね。これは人に作ってもらった時はこの感動はないと思うんですよ。業者さんに作ってもらった時は、完成した時の感動はあるかもしれないですけど、自分で作る過程があったからより強く感じられたと思います。

できた~!って。何回も写真撮りました(笑)」

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ワクワクしながら作り上げる過程も、全てがDIYの醍醐味

「自分のものですし、どうなろうと自分の勝手!ってなったら、ウォリャア~って作業も捗ります。失敗しても自分の責任。

資材は結構高額なので、それを切り刻んで失敗したらどうしようっていう恐怖心は絶対にあると思います。それが、枷になってなかなか実行できない。こんな高価なもの買って、失敗したらもう取り返しがつかない…ってなったら、やっぱり人間恐怖心で、なかなかできないってところがあるから…。

内装とかやりたくても費用がどんだけかかるのか?とか…お父さん1人のお小遣いで賄うのであれば、そこそこの金額になってくるので…失敗できないとかでも、外注で頼んだらそれこそまたね、DIYでするよりか費用がかかってくるので…

けれどチャレンジする気持ちはすごく大切だと思います。

DIYをしながらどんな小屋にしようか考えるのが楽しいんですよ。ここの建材何にしよっかな~とか、何色にしよっかな~とか。施工方法はどうしよっかな~とか。OSB合板して、色んなものをたくさん見つけて。本当に楽しませてもらいました。こだわりが盛り込めるのがやっぱDIYの醍醐味なんで。

あとは、一歩踏み出せるかどうか、だけですよね。それが踏み出せたら、もう本当に生活が楽しくなります。

お金あったらなんでもできるのかもしれませんが、それだけでは得られない楽しみがあると感じました。僕も経験もしたし、経験値も上がりました。失敗はたくさんしてるんですよ。ただ、自分がそれを失敗と思うかどうかですね。失敗に怯えてたら、やりたい!と思っていても形にできない。僕はそれが嫌だなと思ったので、この記事を読んでいただいた方が行動を起こせてもらえるように、少しでも力になれたらいいなと思っています。」

今後について

DIYで手に入れた自転車の練習部屋。今後はどのように使用されるのでしょうか。

「実は、これで完成っていう感じではないんです。ちょっとした装飾品を替えてみたりだとか…まだまだ進化するというか。外装はね、あんまりいじれませんが、中を少しずついじろうかと思っています。細々した小物を置くための棚を作ったりとか、看板ちょっと変えたりとかして、まだまだ楽しみたいと思います」

秘密基地

編集者あとがき

まず、大型のワークショップをDIYされたというお話に編集部スタッフもびっくり!そして小屋の中に一歩足を踏み入れた時の快適さは、物置と呼ぶにはもったいないような気さえしました。

福井さんご夫妻の和やかな雰囲気に甘えさせていただきながら、終始楽しく取材をさせていただきました。

今回の取材でよく出た「自分でやってみる」という言葉は、実は海外でとても多く耳にする文化です。ユーロ物置®は様々なサイズがありますが、大型の建築物でも自分でチャレンジできるという珍しい商品です。

福井さんの「失敗と思うかどうかは自分次第」!「まずは一歩を踏み出してみる!」という言葉は、私たちも元気をもらいました!

今回ご紹介した物置

秘密基地

WORKSHOP 4523HK2

4480mm×2260mm×2210mm

 

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