みなさん、こんにちは!家やお庭は一生に一度のお買い物だし、後悔しないように選びたいですよね。私たちは、暮らしをより豊かで快適にする屋外収納「ユーロ物置®」の日本ディーラーです。
本日は、そんなユーロ物置®を設置したいけれど最初につまづきがちな基礎についてご案内したいと思います!
本当に満足できる使い心地にしたい!ユーロ物置®の基礎ってどう選ぶの?
一口に「基礎」と言っても、どんなものなのかイメージが湧きにくいですよね。
実は、ユーロ物置®には床がありません!・・というとびっくりしてしまいますが、それは原産国であるオーストラリアの文化が関係しています。
オーストラリアでのユーロ物置®の使い方は、お庭や駐車場に直接設置し、水を出した後のホースや灯油タンク、バーベキューグッズなどをそのまま収納します。つまり、床を地面そのものにすることでクリーンな屋内空間を維持できるということです。
日本ではユーロ物置®の床を別途オプションとしてご用意していたり、工事をするときに一緒に作ったりしています。
いくつかの基礎の種類をご用意しておりますが、あなたがどのように使いたいか、どの物置を購入しようとしているかによって選ぶべき基礎が変わってきます。
では、何を基準に基礎を選んでいけばいいのか、具体的に見ていきましょう。
ユーロ物置®の基礎の種類は大きく分けて3種類
さて、早速ですが基礎について解説していきます。
まず、上でもお話しさせていただいた通り、ユーロ物置®の基礎は床を兼ねるものです。つまり、収納するものや物置の大きさに合わせて基礎を選ぶと、自然とより良い使い勝手になります。
具体的にご紹介します。
小型〜中型の物置には別途オプションの木製床キットがオススメ
スマートなスペースセーバーシリーズや、三角屋根が可愛いフロントエントリーシリーズの〜2314F1くらいまでのサイズなら別途オプションの木製床キットがオススメです。
理由:コンクリート基礎の値段が割高になる
小さい物置でも、コンクリートで基礎を打設しようとすると大型の物置とあまり値段が変わりません。つまり、工事金額が割高になってしまう可能性があります。
別途オプションの木製床キットならサイズに合わせた料金形態になっているので、小型の物置の床にはオススメ。
木製床キットは防腐処理済みのACQ材を使用。半永久的に腐りません。
木製床キットで使用されている木材はACQ材といい、防腐処理加工済みの木材です。
この木材は住宅の建築にも使用されており、大手住宅メーカーでも使用されています。
半永久的に腐ることがないため耐久性もよく、物置の基礎に適した資材です。
また、木の床なのでいざとなったら移動することも可能ですし、スチールの物置に木の質感をプラスすることもできます。
木製床キットは別途オプションとして各ストアから購入できる
木製床キットは、ユーロ物置®を取り扱っている全国のストアさんから購入することができます。各品番ごとに金額が変わるので、見積もりを取るのが良いでしょう。
もちろん、イープランのユーロ物置®オンラインストアでも木製床キットの販売を行なっております!
木製床キットはDIYすることもできる
この別途オプションの木製床キットはあなたがDIYで組み立てることも可能です。イープランからプレカットした木材とネジが届き、あとは手順にそってネジをとめていくだけ。
DIYのご参考にしていただけるビデオもありますので、チャレンジされる方は事前にチェックしてみるのもオススメですよ。
本体と一緒に購入すると、アンカーは自動的に木製床キット用になる
イープランのオンラインストアから本体と一緒にご購入いただくと、付属のアンカーキットは木製床キット用に変わります。つまり、追加で用意するものはありません。
中型〜大型の物置にはコンクリート基礎がオススメ
フロントエントリーシリーズの2322F1以上のサイズの物置や、大型倉庫として人気のワークショップシリーズはコンクリート基礎がオススメです。
理由:屋内が広いので収納物の重量が増え、基礎に負担がかかる
上記の見出しの通り、広い分多くのものが収納できます。そうすると必然的に基礎にかかる重量が増え、負担も大きくなります。
コンクリートで基礎を打設していれば、重量物を収納しても、たくさんの物を詰め込んでも安心です。
バイクや農機具を入れる場合もコンクリート基礎がオススメ
大きい物置になると、バイクガレージとしてやエンジン付きの農機具の収納をされる、なんてこともあるかもしれません。そんな場合にもコンクリート基礎がオススメです。
耐久性対策のオプションを取り付けたい場合もコンクリート基礎
スノーキットや2×4works、補強キットなどの耐久性を向上させるオプションを取り付けたい場合も、コンクリート基礎をオススメします。
基礎を強固にすることで、補強材が本来の力を発揮し、正しく物置を支えることができるからです。
同じ理由から、強風エリアの方もコンクリート基礎で打設することをオススメしております。強風については、基礎の他にも周囲にフェンスなどの風除けを設置することも方法です。
コンクリート基礎は組立工事で依頼する
コンクリート基礎の依頼方法は細かく分けると何通りかありますが、基本的には物置の工事の際に施工業者様に依頼するケースが多いでしょう。物置工事をする方に、事前にコンクリート基礎の相談をしておくと安心です。
金額はそれぞれ。相見積もりをするのも方法
工事費用は企業によって違います。わからない時は相見積もりを取らせてもらうのも方法です。
イープランもコンクリート基礎工事をお受けしております。
コンクリート基礎はDIYできる?できない?
実は、コンクリート基礎のDIYにチャレンジする方もいます。しかし、あくまでも日曜大工上級者さんや、職業柄コンクリートの扱いに慣れている方がほとんどです。
コンクリート基礎で失敗したとなると、手直しも大変。コンクリート基礎を選ぶ際には、プロにお任せすることをオススメします。
アンカーは本体に付属されています
コンクリート基礎の場合もアンカーは本体とセットになっています。
本体の箱とは別に、白いダンボールの箱が届きます。コンクリートアンカーはその中に必要な数量だけ入っています。
コンクリート基礎へのアンカー固定ビデオをYouTubeでみる
これだけは気をつけて!間違えやすいコンクリート基礎の凸型
ユーロ物置®のコンクリート基礎は、凸型になっています。
おわかりいただけるでしょうか。基礎の内側が凸状に盛り上がっています。
基礎の周りの凹んでいる部分に物置のパネルが乗り、盛り上がっている部分が屋内の床になります。
これは、雨水が床から侵入することを防ぐためです。
値段重視!オーストラリアの文化を取り入れる砕石床
最初にご紹介したオーストラリアの文化。実は日本でも実践する方が結構おります。
理由:何と言っても安価でお手軽!
砕石床は、物置の床を砕石にしてしまう、というもの。木製床キットやコンクリート基礎に比べ、安価で手軽なことから日本でもじわじわと人気が出ています。
安価、だけじゃない。外収納だからこその意外なメリット
砕石床にすることで、木製床キットやコンクリート基礎には真似できないメリットも生まれます。
アウトドアグッズは基本そのまま収納してOK!
外で使ったものはきちんと掃除をしてから物置に入れないと汚れが気になりますよね。
しかし、砕石床は床が砕石なので、自転車もバイクも、バーベキューコンロも炭も、テントもプールの浮き輪も、ガーデニングで使うホースもシャベルもジョウロも、灯油タンクも、雪かきもスコップもタイヤもあれもこれもそれもどれも・・・・
全然気にせずに収納できます。なぜなら床が砕石だから!
水やホコリ、砂などはそのまま地面に落ちて土にかえります。
大型物置倉庫には適しません。
ここまで持ち上げて置いてとても言いづらいのですが、砕石床は大型の物置倉庫には適しません。理由は耐久性。
ユーロ物置®は壁構造ですので、パネル同士が支え合って建っています。大型の物置になればなるほど、壁の間のスペースが広がります。その壁を支える基礎も強固なものである必要が出てきます。
安全のため、フロントエントリー3037F2やワークショップシリーズといった大型の物置倉庫にはコンクリート基礎をオススメしております。
これをまとめると、あなたにぴったりの基礎が見えてくる!
さあ、ここまでご紹介してきた内容をまとめて見ましょう。
木製床キットはこんな方にオススメ!
- 小型〜中型の物置を考えている
- 品番にあった費用で施工をしたい
- DIYでの施工も考えている
- 将来物置の位置を変えるかもしれない
コンクリート基礎はこんな方にオススメ!
- 中型〜大型の物置を考えている
- 重量物の収納をしたい
- 耐久オプションを取り付けたい
- 強風地域に設置したい
砕石床はこんな方にオススメ!
- 安価に施工したい
- 使い勝手重視
いかがでしたでしょうか。ユーロ物置®を購入するときに必ず通る「基礎の選びかた」について、少しでもご参考にしていただけたら幸いです。
イープランはユーロ物置®の工事に日本全国どこへでもお伺いしております。もちろん、今回ご紹介した3種類の基礎、すべての施工を行えますよ。
わからないことや不安なことがございましたら、ぜひお気軽にイープランまでご相談ください!