ユーロ物置®の風対策

オーストラリア生まれのシンプルでおしゃれなユーロ物置®。この記事ではユーロ物置®を長く愛用するために知っておきたい風対策についてご案内します。

目次

大自然の国で生まれ、世界各国で愛されている世界水準のユーロ物置®

ユーロ物置®の原産国はオーストラリア。台風・ハリケーン・強い紫外線など、エクステリア商品には過酷な気象条件の同国でユーロ物置®は生まれました。その為、風に関するオプション商品の開発や砂漠地での塗装テストなど様々な対策が取られています。

ユーロ物置,パネル

ニュージーランド・欧米・欧州など世界各地で愛用されている

ユーロ物置®は、オーストラリア以外でも、日本と同じ島国のニュージーランドやその他の世界各国でも愛用されています。世界のどんな場所でも使われている為、各国の気象条件に合わせてカスタマイズがしやすい世界水準の物置と言えます。

世界水準のユーロ物置®まとめ

  1. オーストラリアで生まれ、過酷な気象条件下でも安心して使用できる様に製品開発がされており、広く愛用されている。
  2. ニュージーランドや欧米・欧州など世界各国で愛用されている世界水準の物置であり、各国の気象条件に合わせてカスタマイズしやすい製品である。

物置を安全で快適に使用するために知っておきたい風対策

ここからは日本に於いてのユーロ物置®の具体的な風対策をご紹介していきます。

ユーロ物置®の性能表示

ユーロ物置®の性能表示はシリーズによって異なります。フロントエントリー、スペースセーバー、バイシクルキューブ、サイドエントリーの4つのシリーズは耐風性能表示がW41m/secです。ワークショップシリーズは耐風性能表示がW33m/secです。

対策1:物置の二面以上に風よけがある場所に設置する

最も具体的で効果が期待できるのは、物置の設置場所に配慮することです。物置の二面以上に風よけがあると、風の影響を受けづらいです。

具体的な風よけは、母屋や塀などです。ご自宅の壁沿いに設置したり、お隣との間に設置したりと方法は様々です。穴の開いたおしゃれなフェンスは風よけとしての効果はあまり期待できません。風対策の目的でフェンスを置く場合には、風をしっかりと遮蔽できるものを置きましょう。

対策2:基礎と地面を固定する

物置のパネルが風で飛ばされないために、基礎と地面を強固に固定することも重要な対策です。

コンクリート基礎の場合

コンクリート基礎は最も風に強い基礎です。イープランで施工いただく場合には、ユーロ物置®の現場でもコンクリート基礎にワイヤーメッシュという鉄筋を入れ、しっかりと地面に固定します。

物置,基礎

木製床キットの場合

木製床キットは地面に直接置くタイプの床基礎です。木製床キットと地面を杭などで固定する方法があります。イープランで木製床キットを風対策する場合は束石を使用して地面にしっかりと固定します。

バイクガレージ

砕石床の場合

強風エリアに設置する場合、砕石床はお勧めできません。上記の2種類の基礎タイプでご検討いただくことを強くお勧め致します。

おしゃれな物置

対策3:木構造オプションが使えるものは、パネルと木構造の連結を増やす

フロントエントリー、バイシクルキューブ、ワークショップでは別途オプションの木構造に風対策様の加工を施すことができます。

フロントエントリーの風対策オプション

フロントエントリーの風対策オプションには木製スノーキットを使用します。この木構造に物置のパネルを緊結し、しっかりと固定します。特に屋根部分はしっかりと固定します。ビスを打つ箇所に関してはイープランにお問い合わせください。

バイシクルキューブの風対策オプション

バイシクルキューブには専用の補強キットのオプションがあります。対策方法は同じで、パネルを木構造にビスでしっかりと固定します。ビスを打つ箇所に関してはイープランにお問い合わせください。

ワークショップの風対策オプション

ワークショップは10平米以上の大型物置ですので、令第3章第3節キットという木構造が標準で付属されています。これを取り付けることで風対策も網羅できます。

4523WK2と4523HK2は建築面積が10平米以下ですので令第3章第3節キットは別途オプションになりますが、オンラインストアからグレードアップをして注文することができます。

物置を安全で快適に使用するための基本的な風対策まとめ

  1. 物置の性能表示を知る。一般的なシリーズならW41m/sec、ワークショップシリーズならW33m/sec。
  2. 物置の二面以上に風よけのある場所に設置する。母屋の壁や塀など、十分に風を遮蔽できるものが良い。
  3. 基礎はコンクリート床が最も強固。木製床キットの場合は床と地面を杭などでしっかりと固定する。砕石床は適していない。
  4. 木構造オプションが使用できる場合、壁や屋根のパネルと木構造をビス留めすることで対策できる。

ユーロ物置®を設置できる?設置場所の風速を計算してみよう

上記の対策も、そもそものユーロ物置®の耐風性能表示を上回る風速地域でなければ過度にご心配する必要はありません。一級建築士事務所のイープランでは、一般のお客様やユーロ物置®を取り扱う企業様が各自で設置場所の風速を計算できる仕組みを作りました。計算方法は目安であり、お約束するものではありません、ご承諾ください。

風速の計算式

私たちが公開している計算式は以下の通りです。
計算式1:Er=0.69
計算式2:Er×Vo=0.69Vo
計算式3:0.69Vo×粗度×地勢×遮蔽度=VER
補足(計算式4:VER×1.6=最大瞬間風速)

細かく解説していきます。

計算式1:Er=0.69

Erとは、日本の建築基準法87条による建物の高さ方向に於いての風速(風圧)の分布係数です。株式会社イープランでは0.69としています。

計算式2:Er×Vo=0.69Vo

Voとは、日本の建築基準法で制定された各地域の建物設計用の風速値です。過去の気象データの集積を基に風速30m/sec〜42m/secの風速帯での10分間の平均風速とされています。これは地方行政庁でも確認できます。

イープランでは一発でVoが分かる図を用意しています。お住まいの地域のVoを確認して、×0.69をすれば0.69Voが求められます。

計算式3:0.69Vo×粗度×地勢×遮蔽度=VER

0.69Voの値が出たら、設置場所の細かな情報を掛けて設計風速を出します。

粗度

粗度とは、地図上から見たような広範囲のエリアでの設置場所の密集度のことです。イープランでは計算がしやすい様に粗度を三つに区分しています。日本では告示1454号が定められておりますので大まかに記せば全てがカテゴリー3です。

カテゴリー3は住宅や建物の間隔が密な区域で、郊外の住宅地のような状況を指します。解放された草原・10平米以下の僅かな建築物等が存在する区域はカテゴリ2・係数1.52、数少ない樹木と疎らな建築物が存在する地域でカテゴリ2と3の中間に位置する地域はカテゴリ2.5・係数1.24とされています。

地勢

地勢とは、設置場所の地面の状態のことです。平地・盆地なのか丘の上なのか、設置場所に一番近い図の係数を確認しましょう。

遮蔽度

実際に建物に対する遮蔽がどの程度あるのかを数値化したものです。 設置場所に一番近い図の係数を確認しましょう。 

設置場所の設計風速を計算をしてみよう!

上記の係数を使用して、設置場所の計算をしてみます。今回はイープランの事務所に設置すると仮定して計算していきます。

Er=0.69
30(長野県)×0.69=20.7
20.7×1.0(C3)×1.3(T2)×1.0(PS)=26.91

性能表示W41m/sec・W33m/sec共に下回っているので設置可能です。

【応用編】最大瞬間風速の計算方法

先程計算した設計風速と計算式4を使用して最大瞬間風速が計算できます。

26.91×1.6=43.056

性能表示をどちらも上回ってしまいましたので、台風や気象災害時には心配です。この場合は、先にご紹介した風対策が必要です。木構造を取り付けたり、風を遮蔽できる壁のある場所に設置したり、対策をしましょう。物置の二面以上に遮蔽のある場所に置いた場合、×0.5くらいまで風速を下げることができます。つまり43.056×0.5=21.528なので、安心です。

物置の風対策をしっかりと行い、安心・安全・快適に使用しましょう。

いかがでしたでしょうか。物置の設置前に、ご自身の物置にはどの様な対策が必要なのかを把握しておくことで、安心・安全・快適に使うことができます。

物置は建築物の中でも小規模なもので、お施主様責任になるものがほとんどです。そのため、イープランでは売りっぱなしにすることはせず、お施主様や販売をする企業様が製品やそれを取り巻く法律などを確認し、ご判断いただける様な資料をご提供しています。

また、風の影響が心配な場合は家財保険に加入することもおすすめです。保険屋さんにご相談頂き、プロのご意見を仰ぐのも方法です。

風の影響だけでなく、ユーロ物置®に関する様々な事項は日本輸入元のイープランにお気軽にご相談ください。専門のスタッフがご対応させていただきます。

株式会社イープラン

長野県茅野市米沢3097-10

電話:0120-82-5817(平日9:00-16:00)

メール:info@eeplan.co.jp

ユーロ物置®オンラインストア:https://www.eeplan.co.jp/monooki/

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