ユーロ物置®の基礎について

物置,基礎
小山

こんにちは!この記事ではユーロ物置®の基礎についてご案内します。

目次

ユーロ物置®の推奨基礎は3種類

日本では一般的に物置の下にブロックなどを基礎にしますが、ユーロ物置®は基礎と床を兼ねた物置です。

ユーロ物置®の基礎は3種類あります。具体的にご案内します。

動画でもご覧いただけます

ユーロ物置®の基礎について動画でもご紹介しています

コンクリート基礎

コンクリート基礎

コンクリート基礎はすべてのユーロ物置®で使用でき、特に大型の物置に最適です。コンクリートの中にワイヤーメッシュを入れ、強固な基礎に仕上げます。

多雪地域の場合は凍結深度を計算し、適切な仕様にして施工します。

コンクリート基礎はこんな人におすすめ

コンクリート基礎は以下のような人におすすめです。

  1. 大型の物置が欲しい
  2. バイクや農機具などの重量物を入れたい
  3. 積雪地域に住んでいる
  4. 木造オプション・補強オプションを付けたい
  5. 強風地域に設置したい

大型の物置が欲しい

大型の物置にはコンクリート基礎がおすすめです。

10平米以上の物置の場合は基礎は必ずコンクリート基礎で打設します

バイクや農機具などの重量物を入れたい

重量物を保管する場合、物置の基礎はコンクリートを推奨しています。

コンクリート基礎は強固なので重量物の収納に適しています。

積雪地域に住んでいる

積雪地域の方にはコンクリート基礎を推奨しています。

凍結深度も含んだ仕様で施工することができるので、多雪地域の方も安心してご使用いただけます。

木造オプション・補強オプションを付けたい

物置の屋内に木造オプションや補強オプションを取り付ける場合には必ずコンクリート基礎で打設します

強固な基礎に補強を取り付けることで強度が担保できるからです。

強風地域に設置したい

強風地域に設置する場合、強い基礎に取り付けるという意味合いでコンクリート基礎はおすすめです。

転倒を防いだり、屋内に木構造を取り入れてパネルをしっかり止めます。

コンクリート基礎の特徴

コンクリート基礎には以下のような特徴があります。

  1. 凸状に打設することで雨水の侵入を防ぐ
  2. ワイヤーメッシュを入れた強固な作り
  3. 傾斜地にも設置できる(別途費用)
  4. 多雪地域にも設置できる(別途費用)

凸状に打設することで雨水の侵入を防ぐ

コンクリート基礎は凸状に打設します。

この形にすることで物置の中に雨水が侵入するのを防ぎます。

動画でもご案内しています

ワイヤーメッシュを入れた強固な作り

ユーロ物置®のコンクリート基礎は砕石とワイヤーメッシュを入れて打設します。

コンクリート打設
砕石とワイヤーメッシュを入れる
コンクリート打設
生コンを入れる

設置場所の状況確認の際に強度アップが必要な場合は、ワイヤーメッシュを鉄筋にさせていただく場合があります(別途費用)。ご了承ください。

傾斜地にも設置できる(別途費用)

傾斜地への設置例

駐車場などで傾斜がある場合にもコンクリート基礎は施工できます(傾斜分追加費用がかかります)。

多雪地域にも設置できる(別途費用)

多雪地域への設置例

コンクリート基礎は多雪地域にも設置できます。凍結深度の計算をして適切な基礎に仕上げます(別途追加費用がかかります)。

コンクリート基礎のつくりかた

コンクリート基礎は以下の方法で施工します。

  1. イープランで工事する
  2. 基礎業者様に依頼する

イープランで工事する

ユーロ物置®の輸入元イープランではコンクリート基礎工事をお受けしております。設置工事のご相談の際に、ご希望の基礎を「コンクリート」とお申し付けください。

設置場所の状態を確認し、お見積もりを発行させていただきます。

イープランの施工のご依頼については以下の記事で詳しくご案内しております。

基礎業者様に依頼する

コンクリート基礎はお近くの基礎業者様にご依頼いただくことも可能です。

その場合、ご希望の品番の基礎推奨サイズを施工業者様にお知らせください。

木製床キット

木製床キット

木製床キットは防腐処理済みの木材ACQ材を使用した木の床です。

プレカットされた木材が届き、組み立てて床基礎にします。地面の上に直接置くので、杭で床と地面を固定します。

木製床キットはこんな人におすすめ

  1. 小型〜中型の物置を建てたい
  2. 将来移動させる可能性がある
  3. 色を塗ったりして楽しみたい

小型〜中型の物置を建てたい

木製床キットは小型〜中型のユーロ物置®に適した基礎です。

将来移動させる可能性がある

木製床キットはコンクリート基礎と違い、地面に直接置いて杭で固定する基礎です。

将来的に移動をさせる場合には基礎解体の手間が省けます。

色を塗ったりして楽しみたい

木製床キットに塗装をした例

最近では木製床キットに塗装をして楽しんでいる方が増えています。

物置に個性をプラスできる楽しみ方です。

木製床キットの特徴

  1. 住宅の基礎にも使われる防腐処理済み木材ACQ材を使用
  2. プレカットした木材が届く

住宅の基礎にも使われる防腐処理済み木材ACQ材を使用

木製床キットを使用したユーロ物置®

木製床キットに使用されている防腐処理済み木材「ACQ材」は、大手住宅メーカーの基礎でも使用されています。

屋外・地面の上に直接置いても腐りません。

防腐剤を注入しているので木の色が緑色になります。

プレカットした木材が届く

木製床キット
木製床キット、プレカットした状態

木製床キットは木材がプレカットされた状態で届きます。

これを現地で組み立てて使用します。

木製床キットは転倒防止のため、杭で地面と固定する必要があります。

杭はイープランで別途ご購入いただくか、ホームセンターなどでも入手できます。

木製床キットのつくりかた

木製床キットは以下の方法で施工します。

  1. イープランで施工
  2. 組み立て業者様で施工
  3. ご自身で施工

イープランで施工

イープランでは木製床キットの施工を承っております。

工事のご依頼の際に合わせてお申し付けください。

イープランの施工のご依頼については以下の記事で詳しくご案内しております。

組み立て業者様で施工

木製床キットのマニュアルを元に施工業者様にご依頼ください。

ご自身で施工

DIYにチャレンジしてみたい方はご自身で組み立てをすることも可能です。

その際、安全のためにご購入前に木製床キットマニュアルをご熟読の上、可能と判断された場合のみチャレンジください。

砕石床

砕石床

清潔な砕石を敷き詰めて水平を取り、杭で固定する方法です。

物置の屋内で水や泥を扱う場合や汚れが気になる場合には地面とつながっている砕石床がおすすめです。

砕石床はこんな人におすすめ

  1. 安価に仕上げたい
  2. 屋内で水や泥を使う
  3. 床は地面でOK

安価に仕上げたい

砕石床はコンクリート基礎や木製床キットに比べ、価格が比較的安価です。

お手頃価格で仕上げたい方に人気の床タイプです。

屋内で水や泥を使う

例えば物置の中に水道を設けたり、バイクを入れたり、釣り道具のメンテナンスや水泳道具を干したりなどのご使用方法の場合にも砕石床は人気です。

床の汚れを気にすることがなくなり、水もそのまま地面に流れます。

床は地面でOK

床基礎にこだわらず、地面が直接基礎で問題ないという方にも砕石床は人気です。

以下で詳しくご紹介しますが、海外では地面に直接物置を置く方法が一般的です。

砕石床の特徴

  1. 地面がそのまま床になる
  2. 水や汚れはそのまま地面にかえる
  3. 海外では地面に直接設置するケースも多い

地面がそのまま床になる

おしゃれな物置
砕石床を施工したユーロ物置®フロントエントリー2322F1シルバー

砕石床は地面がそのまま床になります。

水や汚れはそのまま地面にかえる

床が砕石なので、水や泥などの汚れはそのまま地面にかえります。

海外では地面に直接設置するケースも多い

海外では地面や芝の上に直接物置を設置するケースが珍しくありません。

ユーロ物置®はホームセンターにダンボールで陳列されており、ユーザーは個々にショッピングカートに入れ、自分で配送し、家の庭に直接建てます。

海外でも木製床キットのような床オプションは販売されていますが、地面にそのまま設置する方は多いです。

海外ではこんな感じで組み立てられています

ユーロ物置

砕石床のつくりかた

イープランに依頼する

イープランでは砕石床の施工を承っております。

ご要望の際は工事のお申し込みと合わせてお申し付けください。

工事のご依頼方法は以下のページで詳しくご紹介しております。

ユーロ物置®の基礎のご相談はイープランまでお気軽にお申し付けください

いかがでしたでしょうか。

ユーロ物置®の基礎や設置工事についてのご不明点はイープランまでお気軽にお問い合わせください。

専門のスタッフがお答えします。

小山

あなたにぴったりの基礎でユーロ物置®を建てましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

木造ガレージやベーシックキャビンも人気です

イープランは長野県を拠点にする一級建築士事務所です。ユーロ物置®以外にも住宅や木造ガレージ・木製キャビンを取り扱っています。こちらもぜひご覧ください。

木造ガレージ・木製キャビンのページはこちら

物置,基礎

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次